緑色のフユシャク♀ [チョウ・ガ]
メスの出すフェロモンをサーチ中のナミスジフユナミシャク(Operophtera brunnea)。こうして樹とか下草にとまっている個体をよく見ます。フェロモンが一定濃度に達すると飛び立つそうです。
メスを見つけて交尾が成立。主導権はメスにあって、オスをずいずい引っ張っていきます。オスは後ろ向きで付いていきます。
朽木に産卵している個体を発見しました。
別の個体。左後脚の下に緑色の産みたて卵が見えます。
同属のイチモジフユナミシャク(Operophtera rectipostmediana)の交尾。
フユシャクのメスはおまんじゅうみたいで可愛らしいのですが、このイチモジフユナミシャクのメスは中でも抜群のかわいらしさです。この時季、地味なムシが多い中で上品な緑色をしています。
どうやら生息域を増やしている種類のようです。メスが飛べないので生息域が広がると言うのは理解しにくいのですが、メスが歩いて広がる他に、初令幼虫がクモの子のように風で飛んでいくという説があるそうです。
風で飛んでいく説!?たんぽぽの綿毛みたいですね^^
たまごが緑色ってなんだか不思議な感じです
by なまけもの (2013-02-07 15:26)
なまけものさん
そう、タンポポの綿毛みたいに拡がるという説。
現場を見てみたいものです。
卵は烏骨鶏の色みたいですね。
by jan-ll8 (2013-02-09 06:46)
緑色の半纏を着ているみたいで可愛いですね(*^^*)
by gon (2013-02-20 04:23)
gonさん
ホントだ。しかもちょっと丈が短い。
by jan-ll8 (2013-02-22 05:50)