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アザミで吸蜜 [チョウ・ガ]

ホウジャク.gif
ホシホウジャク。永遠に飛んでろ。

一部だけ動くGIF画像をシネマグラフと言うそうです。
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早春の蛾あらわる [チョウ・ガ]

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シロフフユエダシャクの交尾。
夜の森のあちこちで交尾を見かけました。昼間は擬態がうまくてなかなか見つかりません。

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こちらは昼間でも夜と同じくらいの頻度で見つかるヒロバフユエダシャク。翅の色と樹皮の色が微妙に違うのでよく目立ちます。こんなに目立ってあちこちで見かけるのに、よく生き残れるもんだよ。

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ヒロバフユエダシャクのメス。翅がちょっと残っています。

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アセビが咲き、ナワキリガがやってきました。

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キバラモクメキリガもたくさんきていました。

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早春の蛾の代表格、アトジロエダシャク。翅の後ろの方に後翅がちょこっと出ているのが特徴です。

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こちらも早春の蛾の代表、オカモトトゲエダシャク。とまる時は翅を折り畳んでいます。体温を奪われないようにするためかもしれません。フユシャクのメスの場合はそもそも翅を退化させました。寒い中生活するのは、天敵は少ないのかもしれないけどいろいろ寒さ対策が必要なんですね。

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やはり早春の蛾、スモモキリガ。

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立派なファーで暖かそうです。ここまでフワフワの蛾はもう哺乳類でいいんじゃないかと思いますよ。

いよいよ春のムシたちが動き出したようです。
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緑色のフユシャク♀ [チョウ・ガ]

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メスの出すフェロモンをサーチ中のナミスジフユナミシャク(Operophtera brunnea)。こうして樹とか下草にとまっている個体をよく見ます。フェロモンが一定濃度に達すると飛び立つそうです。

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メスを見つけて交尾が成立。主導権はメスにあって、オスをずいずい引っ張っていきます。オスは後ろ向きで付いていきます。

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朽木に産卵している個体を発見しました。

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別の個体。左後脚の下に緑色の産みたて卵が見えます。

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同属のイチモジフユナミシャク(Operophtera rectipostmediana)の交尾。

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フユシャクのメスはおまんじゅうみたいで可愛らしいのですが、このイチモジフユナミシャクのメスは中でも抜群のかわいらしさです。この時季、地味なムシが多い中で上品な緑色をしています。

どうやら生息域を増やしている種類のようです。メスが飛べないので生息域が広がると言うのは理解しにくいのですが、メスが歩いて広がる他に、初令幼虫がクモの子のように風で飛んでいくという説があるそうです。
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柄の変異 [チョウ・ガ]

以下の5枚の写真はいろんな柄の蛾が写っていますが、何種類の蛾が混ざっているでしょうか。

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左の蛾はナシね。

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5種類?
4種類?
3種類?

正解は2種類。

3枚目だけクロチャマダラキリガで、あとはチャマダラキリガ。翅の変異が大きいです。チャマダラキリガは翅の先がギザギザしています。
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月に入って [チョウ・ガ]

蛾の記事ばかり続きますが、まだまだ続きます。トンボ日和とは名ばかりです。

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チャバネフユエダシャクのオス。

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見事なお腹のメス。ぷりぷりです。卵がたくさん詰まってる妊婦さん。知らないととても蛾には見えません。カメムシとかゾウムシとかの方が印象が似ています。

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交尾も見られました。懐中電灯を当てるとオスはすぐに翅を閉じてメスが見えなくなってしまいます。

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月がいい位置にあったので交尾している個体を月に入れてしまいました。三脚が欲しかった。
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ヤツデレストラン [チョウ・ガ]

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ヨスジノコメキリガ(Eupsilia quadrilinea

長い間咲いているヤツデにたくさんのキリガの仲間がやってきます。

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スギタニモンキリガ?(Sugitania sp.

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ナワキリガ(Conistra nawae

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クロチャマダラキリガ(Rhynchaglaea fuscipennis

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この黄色いキリガも上と同じクロチャマダラキリガなんだそうです。個体差。とても同種には見えない。

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ノコメトガリキリガ(Telorta divergens)

フユシャクの仲間は花には来ません。口吻が退化しているので成虫は何も食べません。幼虫のときに蓄えたエネルギーだけで成虫期間も過ごします。キリガの仲間は口吻を持つので成虫になってからもエネルギーを摂取できます。メスも翅を持っていて飛びます。同じ「冬」という季節に活躍するキリガの仲間とフユシャクの仲間とで戦略が全く異なるのが面白いです。
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冬尺蛾のメスたち [チョウ・ガ]

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チャバネフユエダシャクのメス。翅が全くありません。ホルスタインのような柄です。

冬尺蛾のメスは、翅がなくても世代を繰り返すことに不都合がなかった結果(むしろない方が有利だった)、進化の過程で翅が短くなったそうです。冬に活動するので翅があると体温を奪われるし天敵もほとんどいないので、メスは翅がなくても大丈夫。フェロモンを出してオスを呼びます。

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クロオビフユナミシャクのメス。短い翅が残っていますが飛ぶことは出来ません。

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ウスバフユシャクのメス(多分)。同属だと外見で区別できないんだそうです。

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ウスバフユシャクの交尾。オスは近縁種でも外見で区別できるので、交尾していればメスの種類が確定できるんだそうです。

トンボの場合は同属でも交尾が成立することがあるので、トンボに慣れてしまうと交尾したからといって種類が確定できるというのは抵抗があります。でも、大丈夫なんでしょうね。トンボは視覚に頼っているので間違いが起きるようですが、蛾は種ごとに異なるフェロモンをたよりにメスを探すので、外見が同じでも間違いが起きないのでしょう。

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クロスジフユエダシャクの交尾。この種のメスもほんのちょっと翅が残ってる。
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脚を上げて飛ぶ [チョウ・ガ]

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夜の雑木林で無数のウスバフユシャク(Inurois fletcheri)が飛んでいました。撮ってみるとナント脚を開いて飛んでいます。

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この個体は前脚を上げています。たまたま開いた瞬間に撮ったのかと思いましたが、そうでもなさそうです。

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脚を開いて飛ぶ個体は写るけど、脚を閉じている個体は写りません。多分、本当に普段から脚を開いて飛んでいます。

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バランスを取っているようにも見えますが、前脚に感覚器でもあるかのような上げっぷり。何やってんだろ。

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こちらはチャバネフユエダシャク(Erannis golda)。脚を下ろして飛んでいます。こちらが普通のような気がしますが・・・

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ほら、この写真でも閉じてる。ウスバフユシャクが脚を上げて飛ぶのは何か意味がありそうです。

トンボであれば自分で解析して意味を調べたいと思いますが、蛾ではなぜかそう思わないですね。
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11月に出会った蛾(ヤガ他) [チョウ・ガ]

11月に出会った蛾、3回シリーズの最終回。「ヤガに出会った」。

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ヨトウガの幼虫。寄生バエだか寄生バチだかを背負っていました。数日後に同じ場所で同一個体と思われるイモムシを見ましたが、寄生虫はいなくなっていました。そんなことあるのかな。

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アオバハガタヨトウ。エメラルドグリーンの美しい蛾です。アザミの蜜を吸っていたんだけど、懐中電灯の光を当てたら飛び立って、集光の性質上、墜落しちゃいました。アザミで撮りたかったよ。

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ホシオビキリガ。蜜を吸ってる蛾は無条件でかわいい。

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ノコメトガリキリガ。ヤツデの花に来ました。

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ケンモンミドリキリガ。今年は10頭ほど出会えました。ミントグリーンのいい蛾です。

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おまけ。ミノウスバ。   (←ヤガじゃないよ)


トンボは見に行けてませーん。シーズンが終わっちゃう。
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11月に出会った蛾(シャクガ) [チョウ・ガ]

11月に出会った蛾、3回シリーズの2回目。「シャクガに出会った」。

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シャクガの一種の幼虫。ヨモギエダシャクかな。

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ナカウスエダシャク。

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ヒメノコメエダシャクのメス。夜の森を歩いてるとこれがたくさんいました。3mおきに1匹くらいかな。いずれも低い位置にとまっていました。

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ヒメノコメエダシャクのオス。オスもメスも腹部を曲げていました。なんで?

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ヒメノコメエダシャクの交尾。交尾中も腹を曲げていました。なんで?背景がごちゃごちゃしてるのは否めない。

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ニトベエダシャク。シャクガっぽくない形のシャクガ。季節感たっぷり、晩秋になるとたくさん出てきます。独特の柄です。
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11月に出会った蛾(ヒメヤママユ) [チョウ・ガ]

11月に出会った蛾、3回シリーズの初回。「ヒメヤママユに出会った」。トンボはどうしたんだ、と言われるとごにょごにょごにょ...

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立派な触覚のヒメヤママユのオス。今年はどういうわけかヒメヤママユによく出会いました。大型の蛾でかなり見栄えがします。見てるだけでお腹いっぱいになるお得な蛾の一つです。

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珍しく霧の出た明け方の森。いつもと違う景色。せっかくいい雰囲気だったのに広角レンズを持ってなくて、イマイチ霧の良さを生かせませんでした。

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メスもいたぞ。

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メスは触覚が細いのです。もふもふです。もっふもふ♪

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深夜の森を懐中電灯片手に歩いていると、ヒマヤママユが光の束に入ってきました。ほとんど視覚が効かない中カメラを振り回しました。ピントは甘々ですが、なんとか画面には収まりました。
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10月に見た蛾 [チョウ・ガ]

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ヨトウガ。お尻のところに卵っぽいのが見える。

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オオカブラヤガと思う。

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コシロシタバ。真夏の蛾だと思っていたのですが10月中旬になってもまだいました。10月下旬に見られなくなりました。

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ツリフネソウにやってきたヒメクロホウジャク。

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ヒメクロホウジャクの産卵。

ハチみたいな姿のスズメ蛾の仲間なので蜂雀(ホウジャク)なんだそうです。

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ホシホウジャク。

じゃあ、なんでスズメなのかはよく分からない。小さい鳥みたいだから?

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オオスカシバ幼虫。クチナシにいます。

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アベリアとオオスカシバ。

南の国に行くとよく見られるハチドリにはソックリです。収斂というやつかな。

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ホシヒメホウジャク。小さくて寸詰まりで金魚的可愛らしさのホウジャク。

もし日本にハチドリがいたらスズメガはハチドリガになっていて、ホウジャクはハチみたいなハチドリガだから蜂蜂になったのか。ほうほう。
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赤ちゃん [チョウ・ガ]

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こんにちは、赤ちゃん。やっと会えたね。よろしくね。

ここはどこ?私は誰?なんだかまぶしいよ。

君は地球という星の上に産まれた奇跡だよ。一緒に楽しく過ごそう。

あなたはママ?地球はまぶしいんだね。う〜ん、眠い・・・ヨロシク zzz...

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ピンボケで良い? [チョウ・ガ]

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ほぼ無傷のキレイなカラスアゲハがとまっていました。キラキラグリーンが非常に目を引くチョウです。

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同じ個体を同じ設定で撮った写真ですが、1枚目の写真より翅のグリーンが鮮やかに写りました。1枚目の写真よりキレイだし、何と言っても見た目がこちらの方が近いです。

撮った時は、翅に対する微妙な角度の違いによって見た目が変わるのかと思いました。構造色というやつ。でも違った。

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左:1枚目の拡大   右:2枚目の拡大

ピクセル等倍まで拡大すると1枚目の方はピントも合っていてブレもありません。2枚目はピンボケなうえに手ブレがあります。

つまり、鱗粉の1枚だけに注目すると、1枚目は露出オーバーになっちゃってるんですね。本来の緑色が白っぽく写ってる。2枚目はピンボケと手ブレがあって、結果として黒い部分に光が分散して適正露出になってる。通常、ピンボケ写真はどんどん削除してますが、これに関してはピンボケも削除しないでおこう。

トンボを撮る時も似たようなことが起きることがあります。黒地に黄色とか明るいグリーンのトンボはピンボケの方が鮮やかだし見た目の色に近いです。ピントが合うと白っぽくなっちゃう。写真て難しいです。
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5月に撮ったチョウ14種 [チョウ・ガ]

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サカハチョウ。

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ウスバシロチョウ。
フワッと飛ぶ大型の白いチョウがいたので春型のアカボシゴマダラと判断したんですが、近づいてみるとウスバシロチョウでした。詳しい人なら飛び方で分かるのかもしれませんが、私はよく分からなかった。結構紛らわしいと思うんですが・・・

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トラフシジミ。
最近増えている気がする。

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ミヤマセセリ。
5月の中旬に見ました。4月のチョウというイメージがあったので、始めはミヤマセセリと思いませんでした。柄が無いし、別の種類がいるんだと思った。時期が違うと脳がそれと認識しないなあ。最近、シオヤトンボが9月に2化目が発生することがあるらしいんだけど、もしそれを見たらやはり最初は戸惑うと思う。

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ダイミョウセセリ。

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コチャバネセセリ。

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ツバメシジミ。

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アカボシゴマダラ。
春型の雌雄が止まっていました。この後の展開が楽しみでしたが、アオヤンマが飛ぶのが見えたので撮影者の方がいなくなってしまいました。

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キアゲハ。
早くもお疲れ気味。次世代を残せたかな。

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ヒメジャノメ。

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コミスジ。
あまり近寄って見たことがありませんでした。すぐ飛んで逃げちゃうんだもん。この個体は逃げずに撮らせてくれました。

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クロアゲハとモンキアゲハ。
並んで給水中。

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アオスジアゲハ。
すごく近づいてきてくれる個体でした。近すぎるよ!100mmマクロのノートリ。

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ウラナミアカシジミ。
これまた近づいてきてくれた個体。ホントに奇麗なチョウだ。これも増えてるのかなあ。ここ数年、初夏になるとやたらと会う気がします。

今年はチョウと相性がいいみたい。それとも例年より気温が上がらず動きが鈍いだけなのかな。

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すごい柄 [チョウ・ガ]

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森で出会いました。イボタガ。噂に違わぬすごい柄。縞模様と眼状紋。もし心の動きに影響を与えるものをアートというのなら、この蛾を見て衝撃を受けた私にとって、この蛾は十分アートとして成り立つ。アーティストは全ての環境と長い時間かな。このデザインは人知をはるかに超えていると思う。

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翅のドアップ。いや〜、もう何と言うか、言葉では言い表せないっすよ。長い進化の過程でこの柄になっているわけだから生き残るうえで実用的な理由があるはずなんだけど、でもそんなことはさておき、とにかく春の森で大きな美しい蛾に出会いましたとさ。

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翅を閉じたところ。こういうのに出会えちゃうから森はやめられないんだよね。まじぱねえ。
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探すといない、探さないと出る [チョウ・ガ]


フクラスズメの青い後翅を見る事ができました。成虫で越冬。


シロフフユエダシャク♂。冬の蛾。


ヒロバフユエダシャク♀。冬の蛾。


ヒロバフユエダシャク♂。
ただでさえ目立ちやすいのに、白っぽく老熟してますます目立ちます。そろそろシーズン終わり。


こちらは擬態のうまいシロテンエダシャク。


ウスベニスジナミシャク。早春の蛾。


アトジロエダシャク。同じく早春の蛾。


トビモンオオエダシャク。早春の蛾。デカイ。

こいつを見るとようやく春が来たと感じる事ができます。そんなに珍しい種類じゃないけど、今年はどうしても早く見たくて、近所の公園に探しに行きました。ところが探しても探しても見つかりません。諦めてヤゴでも掘ろうと思ったときに、目の前の樹に止まっていました。3日目でした。


そんなに擬態のうまい方ではないと思います。だからいれば分かると思うのですが、なかなか見つからなかったということは、意外と擬態にだまされちゃってるのかもしれません。トビモンに3日間もかけてしまいましたが、まあこれで無事春が来たので良しとしよっと。
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30分散策 [チョウ・ガ]

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ようやくMacから更新できる環境が整いました。

30分だけ森に入ってきました。

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羽化直後のシロフフユエダシャク。

成果は、ヒロバフユエダシャク9♂、シロフフユエダシャク2♂、クロバネフユシャク1♀、シロテンエダシャク2♂、でした。30分でこれだけ見れれば、まあまあな出来では。

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ヒロバフユエダシャクは昨年もたくさん見たけど、今年は昨年にも増してたくさんいるような気がします。それとも単に眼が慣れただけかなあ。樹皮の色とマッチしない体色で、やけに目立ちます。
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凄いことになってた [チョウ・ガ]

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去年、見ることが出来なかったクロスジフユエダシャクの交尾を見つけることが出来ました。メスの腹端からフェロモン嚢が出てるのが見えます。背中の緑色のバンドは何でしょうか。

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こちらでは1頭のメスに次々とオスが集まってきました。動画で撮ったやつが凄いんだけどアップの仕方がわからない。
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蛾の越冬形態は [チョウ・ガ]

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シロシタヨトウの幼虫。このあと蛹になって越冬するのかな。

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立派な触角のチャエダシャク。この時期に出現して卵で越冬。

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羽化したて、ピッカピカのヨスジノコメキリガ。成虫で越冬。

たぶん幼虫で越冬する種類もいると思う。ハスモンヨトウは蛹越冬ということになってるけど、一部は幼虫で越冬している気がします。
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食草の拡大では? [チョウ・ガ]

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ノコメトガリキリガ Telorta divergens

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ニトベエダシャク Wilemania nitobei

もうボロくなってた。

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イラクサギンウワバ Trichoplusia ni

去年、トマトについていたウワバ幼虫を育てて羽化させたらイラクサギンウワバだった。トマトにつくのはイチジクキンウワバだと思っていたのに。そして今年、ニンジンについていたウワバ幼虫を育てて羽化させたらやはりこのイラクサギンウワバだった。ミツモンキンウワバだと思っていたのに。幼虫だけ見てもよくわからないんだよね。イラクサギンウワバは本来イラクサやシソなどを食草にしているんだと思うけど、それとは程遠いトマト(ナス科)、ニンジン(セリ科)で発見されたことは食草としてかなり広い植物を利用できるということ。

ニンジンにはキクキンウワバ幼虫もついていた。キャベツにはタマナギンウワバ幼虫、キュウリにはウリキンウワバ幼虫がついていた。ウワバは主要作物によくつく害虫だ。たいていハスモンヨトウとかオオタバコガの対策をする中でいつの間にかいなくなる種類だと思うけど、もしかするとこのイラクサギンウワバは今後主要害虫に名を連ねるかもしれない。トマトとかニンジンにつくなんて聞いたこともなかったから。
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ミントグリーンの [チョウ・ガ]

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ケンモンミドリキリガ Daseochaeta viridis

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クヌギの幹に止まっていました。近くに街灯があったので、夜飛んできてその場で朝を迎えてしまったんでしょう。発生初期でとてつもなく綺麗な個体でした。姿からウメノキゴケに擬態していると思うのですが、ウメノキゴケ周辺では見つけられません。

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サクラの樹でもう1頭見つけました。やはり綺麗な個体で近くに街灯がありました。去年、初めて出会った時ほどの感動はなかったけど、それでも見つけたときは結構嬉しかったぞ。しかも2頭も。
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マーキング個体発見 [チョウ・ガ]

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フワフワとアサギマダラが降りてきました。毎年この時季にだけ数頭見られますが見られない年もあります。

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フジバカマが気に入ったみたいでした。翌日も同じところにいましたから。寒くなる前に暖かい地方まで飛んでいかなきゃいけないのに大丈夫?

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よく見ると左前翅になにやら書いてありました。

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画像をひっくり返してみると・・・

水 9/27 KX976 (XX976か?)

と書いてあるように見えます。マーキングの見方がよく分かりませんが、「水」は場所の名前かなぁ。人の名前かも。9月27日にマーキングされたんでしょう。KX976は個体番号かな。ちょっと翅がボロいのが気になります。無事越冬地に渡れますように。
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休養中・・・ [チョウ・ガ]

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アオバセセリ。

夏の疲れを癒すべく初秋の軽井沢へやってきました。

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ミヤマカラスアゲハ。

森の中にある美術館を時間をかけて回りました。

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クジャクチョウ。

台風の影響は昼間は意外となくてラッキーでした。

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オニベニシタバかな。

寝る前にちょっと散歩。22:00就寝。5:00起床。

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Catocalaの一種。上と同種か?

カメラを持っていかない方がゆっくり休めるような気がする。

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オオアオバヤガ。

もしそれが出来るなら。
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日没直後の蛾 [チョウ・ガ]

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コシロシタバとボクトウガの幼虫(左上)。ボクトウガの幼虫は肉食で樹液に集まる虫を食べるんだとか。

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クルマスズメが樹液にたくさん飛んできました。バチバチと翅が当たる音がしていました。

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長いストローを持っているエビガラスズメ。カラスウリの花が何で長い軸を持っているのかが分かったような気がしました。
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魅惑の下翅 [チョウ・ガ]

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コシロシタバCatocala actaea が樹液に飛んできました。

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樹に止まった直後は白い下翅を見せてくれました。そのうち閉じちゃう。

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フクラスズメ Arcte coerula も飛んできました。止まっているときはブルーのキレイな下翅を見せてくれませんでした。

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キシタバ Catocala patala も飛んできました。大型で力強いうえ下翅がとても美しく、本当に素晴らしいガだと思います。普通種なのでその辺でたくさん見られるのも嬉しいポイント。

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コシロシタバと同じように、樹に止まった直後に鮮やかな黄色い下翅を見せてくれました。

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カブトムシと比較するとだいたいの大きさが分かります。樹液が出る場所を巡って戦っていました。カブトムシとガが争うなんて考えたこともありませんでした。勝負にならんだろ、と思っていたら、なんと!このあとカブトムシが落っこちてきました。

キシタバが勝ったようです!
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ボロゼフ [チョウ・ガ]

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目の前にミズイロオナガシジミが降りてきてくれました。

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ウラナミアカシジミ。
夕方たくさんの個体がクヌギの樹を飛び回っているけどなかなか降りてきてくれない。昼間はこうして下の方の日陰で休んでいるのかな。

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アカシジミも混ざっているようです。手に止まってくれました。汗を飲んでいるようです。そろそろシーズン終わりかな。
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最近撮った蛾9種 [チョウ・ガ]

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リンゴドクガ。昨年出会った個体とはずいぶん印象が違います。太ってる。雌雄の差かな。

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クロキシタアツバ。

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ネスジシラクモヨトウ。

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キハラゴマダラヒトリ。

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サザナミスズメ。

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ホソオビヒゲナガ。

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フタオビキヨトウ。

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オオミズアオ。

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オオウンモンクチバ。

蛾の写真だと言うのに全て昼間撮ったやつだったよ。たまには夜のフィールドにも出掛けようぜ、俺!
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最近撮ったチョウ11種 [チョウ・ガ]

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アカボシゴマダラの脱皮に立ち会いました。頭部が2つあるように見えるけど、前方の黒っぽいのが脱皮殻のお面で後ろの紫色の頭部が今後の自分の頭になる方。

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サトキマダラヒカゲ。略すとサトキマ。変なの。

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ウラギンシジミ♂。越冬個体な割にはキレイでした。ウラギンは裏切んない。

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青っぽいシジミがいたからルリシジミと思って追いかけたら、実はツバメシジミでした。意外でした。ツバメシジミがここまで青く輝くなんて知りませんでした。今までどれだけ間違えてきたんだろう・・・

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ツバメシジミ。メスかな。これくらい地味目なチョウだという印象でした。

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ナミアゲハ。春型は小型だけどなんかキレイです。

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キアゲハ。モンシロチョウをちょっと大きくしたくらいの小さなキアゲハもいました。かわいかった。

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クロアゲハ。

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カラスアゲハ。

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モンキアゲハ。

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アオスジアゲハ。

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ジャコウアゲハ。

あれ?ナガサキアゲハの写真がなかったよ。チョウは鮮やかで見栄えのするのが多いですね。特にアゲハの仲間は生きた絵画のようです。
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普通種? [チョウ・ガ]

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ツマキチョウは北方系のチョウで寒い地方にしかいないと勝手に思いこんでいたので、近所で見られたときはビックリしました。何を勘違いしていたんでしょう。しかもよく観察してみると、この時季この場所で見られるシロチョウ科のうち、半分くらいがツマキチョウでした。あとの半分はモンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ。成虫が見られる時季が限られているだけで、わりと普通種っていうことなのかな。今までも視界には入っていたのかもしれません。我ながらチョウの知識が少ないですね。

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ツマキチョウの飛び方なのに撮ってみたら「ツマ黄」じゃなかった。たぶんこれがメスなんでしょう。

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スジグロシロチョウとツマキチョウの絡み。

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キタキチョウがハギに産卵に来ました。キタキチョウは成虫で越冬。

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卵がありました。
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