11月の羽化 [トンボ]
水面で羽化のタイミングをうかがっているウスバキトンボの幼虫。写真上方には羽化殻もあります。
水中には寒さに耐えられず死んでしまった幼虫が目立つようになって来ました。寒さで動けず、生きたままモノアラガイに食べられてしまう場合もあるようです。
羽化殻を見つけたときには取り去るようにしていますので、この羽化殻は11月に入ってから羽化したものに違いありません。昨年は10月末までしか確認できませんでした。
この幼虫は今晩羽化するかもしれません。ただ、無事に羽化できたとしてもその先がないのがウスバキトンボの宿命で、ちょっとかわいそうです。
※追記
翌朝、2頭が羽化していました。1頭は羽化中に水面に落ち、もう1頭(↑)は羽化が朝までかかってしまい、この後、早起きのハクセキレイに食べられてしまいました・・・。この時期の羽化は無理なんですね。
羽化しきれずに・・・というのはとてもかわいそうに思えます
でも、それも自然界のこと、どうしようもないんですよね・・・
by なまけもの (2011-11-08 10:22)
追記のお写真、とてもキレイなのに・・・。
この時期、私も庭に何かしらの幼虫がいないかチェックしないでおられません。
見つけたところでどうしようもないのは分かっているのですが。
食草が枯れてなくなってしまうと見ないで済むのでホッとします。
by 招き猫 (2011-11-08 15:00)
なまけものさん
もう寒すぎてうまくいかないようです。
かわいそうですが仕方ないですね。
by jan-ll8 (2011-11-08 20:58)
招き猫さん
冬越しは生き物にとって難所ですね。
ウスバキトンボは冬を越せませんが
めげずにまた南からやってきてくれます。
by jan-ll8 (2011-11-08 20:58)