データ誤消去! [蟲君諸諸]
先日、デジカメのデータをまだパソコンに移してなかったのに、勘違いしてフォーマットしてしまいました・・・。いや~、焦りましたよ。カメラ屋さんに助けを求めたら専門業者に依頼できるとのことだったので、すがる思いでお願いしました。そして、2週間ほどでなんと全てのデータが復旧して戻ってきてくれました。よかったよかった。今後、よくよく気をつけなければ。デジタルの最大の欠点だから。そんなわけで復旧した画像から6枚。
1月27日のジョロウグモ。寒さの中、なんとか生き残っていて、しかもフユシャクを食べた跡があります。2月1日の朝、動かなくなっていました。
フォーマットと言っても完全に真っ白な状態にするわけじゃなくて、元々あったデータを読ませなくするだけなんだと思う。遺伝子とプロモーターの関係に似てると思った。たぶんフォーマットというのは、プロモーター部分をいじることで遺伝子を読めなくするみたいなことだ。だからいじられたプロモーターが分かっていれば、そこから読んでいけば元々の画像が見られるという仕組み。
わかりにくいですがフユシャクばかりがひっかかってるクモの巣を見つけました。フユシャクは敵の少ない冬にあえて活動する蛾ですが、あえてそのフユシャクを専門に狩るクモがいるんでしょうか。フユクモ?そんな素晴らしい生態系があったら感動だなぁ。
クモには申し訳なかったのですが、気になったので棒でつっついてご登場願いました。出てきたのはカレハヒメグモ・・・。あれ?
寒くなってからも樹の洞などで頻繁に目にしていたクモですが、冬眠してたわけじゃなくて冬にも活動してたんですね。フユシャク専門のフユクモ(仮名)ではなかったけど、フユシャクにも天敵がいるってことが分かりました。
落ち葉の下にいたクモ。名前は分かりません。
大きい洞で越冬していたクモ。ユカタヤマシログモ。柄がキレイだったので目立つように紙に載せて撮ってみました。屋外簡易スタジオ。
クモは誰にも教わらないでも巣の張り方を知っています。本能のなせる業ですが、どういう仕組みで技術が伝わっていくんでしょう。親から伝わるのは細胞質気質、細胞小器官、DNAくらいなものです。その中のどこかに本能の仕組みが入っているはずです。クモの世界は深入りすると出て来れなくなりそうな感じがします。近づきすぎないようにしよっと。
あ、ちょっと、モデルさん動かないで下さい。ブレちゃうから。
全然関係ないけど、遺伝子内非コード領域のイントロン部分に体内時計に関わる働きがあるとのニュースが先日載っていました。タンパク質機能の調節は膨大な種類のkinase、kinase-kinaseが行っていると思っていましたが、イントロンの働きによる調整も絡んでいるのかもしれません。kinase遺伝子自体のイントロンも発現に関わっているのかもしれないですね。余計複雑でわけがわからん。まぁ、何十億年もかけて出来上がった仕組みなんだから、(ワトソン・クリックから)たった数十年ぽっちで全てが解明されるわけがないですが。
私も一度だけやったことがあります(^^;
どうでもいいレストランの食事の写真数枚だったのであきらめましたが、
自転車レースだったら復元してるだろーなー(笑)
デジタルの落とし穴であり、デジタルだからこそ復元も可能。
それでもこういうハプニングはごめんこうむりたいですね(^^;
by gon (2011-02-17 19:08)
gonさん
自分のミスとはいえホントごめんこうむりたいです。
まあ、カメラの維持費の一環として支出しました。
大事な写真を消してしまって復活させたんですが、
ついでに復活してきたクモ達はラッキーでした。
by jan-ll8 (2011-02-19 17:13)